ラリードライバー
学生時代からラリーを始め、東海大学工学部工業化学科を卒業後、三菱自動車に入社。
三菱自動車の社員 ドライバーとして国内ラリーを総なめにした後、1974年より海外ラリーに進出。国際舞台での活躍が期待されていたが、1977年の排ガス規制により以後8年間ドライバー稼業はブランクとなりサラリーマンに徹する。1986年パリ~ダカールラリー出場、38歳で復活。1987年総合3位、1988年総合2位、1997年総合優勝。同時に1991年、1992年にWRCアイボリーコーストラリーでも2年連続優勝して人気実力ともに日本のラリーの代名詞となる。世界ラリー選手権 (WRC) とパリ・ダカール・ラリーで日本人初の優勝者。2002 年にセネガル・ダカール近隣のヨッフ市に「マム アラッサン ライ ド ヨッフ」小学校を設立。2008年から ソーラーカーレースに参戦。ソーラーカー及び電気自動車においてギネス記録を樹立、その記録は現在も破られていない。
生涯現役を目標にクロスカントリーラリーとクラシックカーラリーへの出場も続行中。 また12年の時を経て、2019年、70歳の挑戦としてアフリカでのラリーに参戦。市販車クラス2位という偉業を達成する。「古希から喜寿へ」を合言葉に、2020年の同レース優勝に向けて制欲的に挑戦中。
講演/トークショー
三菱自動車の一社員として日常は通常勤務しながら国際ラリーに挑戦するまでの長い年月と葛藤、地道な努力。それを乗り越えてパリ・ダカールラリーに参戦するまでの運び。そしてついには日本人初のパリ・ダカールラリー優勝を掴むまでの軌跡をもとに、挑戦し続けることの大事さを伝えていきたい。
また70歳を迎えて「古希から喜寿へ」の精神で、アフリカでのラリーに再参戦している自分の新たな挑戦も、受け身になりつつあるこの時代に何かお役に立てるのではと思っています。
ラリー経験で培ってきた運転技術をもとに、日常の安全運転について講義・講習をわかりやすく説明できる。これまでも数多くの実績あり。
また昨今多くなっている高齢者の運転事故をもとに、年齢での免許返還という形でない高齢者における交通安全について、講義や体験指導できます。