ジェンダー/国際協力専門家
米国コロンビア大学で国際関係修士号を取得後、国連開発計画(UNDP)で途上国の女性支援に従事。
現在はフリーの専門家として国内外で活動中。
講演会/その他(パネルディスカッション)
1999年に基本法が策定されてから、日本国内で男女共同参画に関するあらゆる取組みが行われています。しかし、世界的な指標から見ると、日本のジェンダー平等の状況は134カ国中94位。先進国では最下位です。
日本の男女共同参画の現状や問題点を「グローバルな視点」からわかりやすく解説します。
男女共同参画社会の実現が、一人一人の人生の豊かさだけではなく、活気のある社会・持続的な経済の礎になることを、北欧・ヨーロッパ・北米・アフリカ等の国々の実例を交えて解説します。
途上国や紛争国には、女性・女の子であるがゆえにとても厳しい環境に置かれている人たちがたくさんいます。教育、貧困、保健医療など、国際社会があらゆる取組みを行っているにもかかわらず、識字率や就学率等の統計を見ると男女格差が明らかです。
「誰もが持って生まれた可能性を開花させ、自分で自分の人生を選択していけるような環境を創ることが『開発の真の目的』である」という考え方が国際社会の主流理念です。実現するために、貧困削減、教育、保健医療など、あらゆる開発支援が行われてきましたが、未だに報告される男女格差。
その背景にある問題、女性や女の子が「エンパワメント」されることでもたらされる波及効果、具体的な取組み事例や成功例を豊富な経験をもとにわかりやすくお話します。
東日本大震災で、女性や妊産婦はどのような経験をしたのでしょうか?
彼女たちの声、女性や子どもに特化した支援を行った団体・専門家によるフィードバックから見えてきた、日本の防災システムの現状・課題をわかりやすく報告します。また、東日本大震災で得られた教訓や成功事例から、今後の地域防災のあり方や各家庭・個人でできる備えは何かを考えます。
アナウンサー