日本体育大学体育学部 運動器外傷学研究室 准教授/骨格筋評論家
総合病院、整形外科クリニックにて、理学療法士としてリハビリテーションの指導を行うべく勤務した後、医療従事者(柔道整復師など)を養成する大学の教員となる。
医療従事者を目指す学生に、スポーツトレーナーとしての教育を付加して、多角的な観点から人間の体のパフォーマンスを最大化できる専門家を育成してきた。
2016年4月より日本体育大学 体育学部 運動器外傷学研究室 准教授に着任し、現在に至る。
主な研究テーマは、体幹に関するもの(体幹トレーニング、腰痛など)、筋肉と体脂肪に関するもの(筋肥大、除脂肪、ダイエットなど)である。関連領域に関する著書も多数。
日本体育大学大学院まではスポーツ選手の腰痛の研究をしていたが、ケガを治すよりもケガをしない筋肉を作ればより役に立つと考えて、筋肉研究の権威、東京大学大学院で石井直方教授に師事する。
石井教授は研究も、ボディビル競技においても超一流であり、その生き方に感銘を受けて日々修行していく事となる。
現在、トップスポーツの最前線にも携わっており、日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)、日本オリンピック委員会科学サポート部門員、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、日本ボディビル&フィットネス連盟選手強化委員などを務めている。
2016年8月にはリオ五輪に帯同し、井上康生監督率いる柔道全日本男子チームの史上初全階級メダル制覇に貢献した。
自身も現役アスリートとしてボディビル競技に参戦しており、2014年には第22回東京オープンボディビル選手権大会70kg級で初出場、初優勝を飾った。リオ五輪帰国直後に行われた2016年第50回日本社会人ボディビル選手権大会(無差別級)でも初出場、初優勝を飾る。
また、そのボディビルを学生教育の核にしている。
毎日の厳しいトレーニング、増量、肉体と精神の限界に迫る過酷な減量は、心と体を極限まで鍛え、社会に出る力を養うために重要と考えている。その中で全日本学生ボディビル選手権大会(インカレ)におけるオーバーオール(個人無差別級)優勝者を2名排出、さらに同大会団体戦優勝を達成し、また世界ジュニアベンチプレス選手権大会銀メダリストなどを育成した。
骨格筋評論家バズーカ岡田としてテレビなどのメディアに多数出演し、筋肉の啓蒙活動を積極的に行っている。