NHKサッカー解説者
1958年4月4日生まれ
1977年日本大学三島高校卒業
1981年国士舘大学卒業
2004年アテネ五輪日本代表監督
1995年のワールドユース日本代表コーチ就任以降、10数年に渡って日本代表の各世代の監督及びコーチを歴任し、名実共に日本のサッカー界を牽引する。
山本の指導のもと成長を遂げた選手たちは軒並み世界のトップリーグで活躍を果たし日本サッカー界の中心的存在を担っている。
講演では人の心を掴み信頼関係を構築し無限の可能性を引き出していく「人間の本質」をついた人材育成術について語る。
講演会/トークショー
人材育成において最も重要で不可欠なのが「人のこころを育てる力」です。
人の心を育て強い個を育成し強い組織を作り上げていくこと、これこそが本質。強烈な個性とプライドを持った日本代表選手達の無限な可能性を引き出し組織の中で最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作り上げてきた背景をじっくりお話します。
選手を指導する際に常に心掛けていることは、選手自身に問題を考えさせ、解決法を探らせることで“気づき”を促すことです。選手自らが問題を消化し、無限の選択肢の中からより良いプロセスを選択していく判断力・問題解決力を養成していくことが大切なのです。リーダーは自分の主張を一方的に押し付けるのではなく“気づき”を与えること、つまり教え上手であると同時に聞き上手である必要があります。
これまでの指導経験で出会った数々の一流選手たちがどのような姿勢を心掛け気持ちを維持してきたかなど、目標達成へのプロセス思考法をお話します。