プロ車いすアスリート/パラリンピアン/メダリスト
高校1年の時、バイクに乗って事故を起こし、脊髄損傷により車いす生活となる。退院後、即車いすレースの世界へ。1994年、当時の車いすマラソン世界記録保持者ジム・クナープの元へ弟子入りを志願。彼の元でホームステイし、レース前のメンタルトレーニングや勝ち方、練習方法など多くのことを学び、アスリートとしての素質を開花させる。
1994年ボストンマラソンを皮切りに世界各国のレースに出場。 1996年大分国際車いすマラソンでは、日本人初の総合2位を果たし、名実ともに世界のトップアスリートとなる。
2000年シドニーパラリンピック800mで銀メダル、 2004年3月には日本人初のプロ車いすアスリートとして独立。 その年に行なわれたアテネパラリンピック800mで銅メダルを獲得。
2008年北京パラリンピックは大会前までの世界記録を上回る記録で8位入賞。ロンドンパラリンピック800mでは6位入賞と、4大会連続入賞の偉業を達成。東京パラリンピックで5度目の出場を目指している。
プロのアスリートになってからは、年間25~30回のレースに出場しながら、記録や自身の可能性に積極的にチャレンジ。テレビ・ラジオ出演、講演なども意欲的にこなしている。
また、選手育成や車いすレース普及のため、大会運営にも積極的に取り組み、健常者マラソンと車いすレースが融合できる大会を目指し活動中。
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