元プロ野球選手/野球解説者
パ・リーグ史上初の2度の沢村賞、2リーグ制以降4人目の投手五冠など2000年代を代表する右腕
1996年、南京都高校からドラフト1位で福岡ダイエーホークスに入団。2000年にプロ初勝利を挙げ、この年5勝をマークした。
2003年は、初の開幕投手を務め勝利投手になると、先発登板16連勝、登板試合15連勝という記録を達成。この年20勝3敗という好成績で最多勝、最優秀防御率、最高勝率、ベストナイン、沢村賞などタイトルを総なめにし、チームのリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。
2005年、プロ野球史上初となる15連勝以上を複数回達成、この年にも最高勝率、最優秀投手のタイトルを獲得した。
翌年の2006年には、自身3度目となる開幕投手を務め、8月には月間MVPを受賞。同月に記録した2試合連続2桁奪三振での完封勝利は球団史上初の快挙であった。この年、18勝5敗、防御率1.75、205奪三振、勝率.783を記録し、勝利数・防御率・奪三振・勝率の投手四冠を達成。完封数もリーグトップで2リーグ制以降4人目となる投手五冠を達成し、パ・リーグ史上初の2度目の沢村賞も受賞した。
その後はリハビリ担当コーチとして、3年間現役復帰を目指しトレーニングを続けたが2013年に惜しまれながらも引退を決断した。
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