明治大学水泳部監督
"明治大学水泳部をわずか1年で
インカレ優勝に導いた若き監督"
2007年 明治大学法学部法律学科卒業
2007年 ミズノ株式会社選手契約(ミズノスイムチーム)
2008年 アメリカLos Angeles(USC)に水泳留学(2年間)
2012年 国士館大学スポーツシステム研究科修了
八王子高等学校 保健体育科非常勤講師
2013年 明治大学水泳部アシスタントコーチ就任
2014年 明治大学体育会水泳部監督就任
2015年 日本学生選手権 86年ぶりに男子総合優勝
2016年 リオデジャネイロオリンピック
水泳日本代表コーチ 平井康翔選手8位入賞
日本学生選手権 男子総合優勝(2連覇)
2017年 日本学生選手権 男子総合優勝(3連覇)
2018年 日本学生選手権 男子総合優勝(4連覇)
2019年 株式会社IMPRINT入社
2020年 日本学生選手権 男子総合優勝(5回目)
講演
自身も世界選手権出場やアジア大会での優勝など、競泳選手として活躍してきた佐野。
2014年に明治大学水泳部監督に就任し、翌年には日本学生選手権で86年ぶりとなる男子総合優勝に
導く。その後も4連覇を果たし、若き指導者として輝かしい指導実績を収めている。
わずか1年でチームを優勝に導いた指導プロセスとは。
選手一人ひとりに短期・⾧期の明確な目標を設定させ、半年に一度目標へのプロセスと結果を1人ひ
とりと丁寧に向き合って振り返る。目標達成への最短距離を目指す指導方法についてお話します。
指導者としては若手とはいえ、自分とは10歳以上年齢が離れた大学生たちを指導するにあたり、想像
以上のジェネレーションギャップを痛感する日々。自分が選手としてやってきたこと、心がけてきた
ことをそのまま指導しようと思っても通用しない。イマドキの若者たちの特性をつかみ、彼らが受け
入れやすい接し方、指導方法を常に考えている。学生たちみんながコミュニケーションをしっかり取
れる環境を作り、学生たち自身でチーム目標を設定させ、自分たちで何をすべきかを考えさせる。
そして、水泳は個人競技だが、学生選手権はチーム競技。チームのために若者を動かす指導方法とは。
佐野が指導する明治大学水泳部は、決してスター選手が数多く揃っているドリームチームではない。
日本代表選手が多数いるライバルチームに、いかにして勝ってきたのか。
チーム全体の力を底上げさせるための佐野の指導戦略は、他の組織や企業でも活用できるはずです。