一般財団法人日本総合研究所会長/多摩大学学長
1947年北海道生まれ。
早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。
米国三井物産ワシントン事務所長、三井物産常務執行役員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を歴任し、現在、経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員、国土交通省国土審議会計画推進部会委員等兼任。
94年石橋湛山賞受賞。2010年4月早稲田大学名誉博士学位授与。
講演会
世界は従来の延長線では捉えきれない異次元の変動期に入ったと思われる。視界を広げ、変動の本質を的確に認識する必要がある。国内外の政治・経済の現状を立体的に把握し、今後の展望を考える。
急速に進む情報技術革命の持つ「光」の面と「影」の面を理解した上で、経営戦略において、最新の技術をどのように活用し、既存の枠組みをいかに突破していくかを考える。
歴史認識が必要なのは「自分とは何か」を問いかけるためである。
近代を見つめる際には、歴史を深く考察することで、今の時代とつなげて「全体知」を創り、自分がどのような時代を生きているかを認識する試みを行う。